プロフェッショナル認定幼児日本語教師

2024年KJLTIA認定幼児日本語教師 指導者認定試験のご案内

【2024年 KJLTIA認定 幼児日本語教師指導者認定試験のご案内】

幼児日本語教師の最高レベルとなるプロフェッショナル認定幼児日本語教師の資格認定試験が実施されます。のご案内です。

幼児日本語教師を探している教育機関や保護者からの依頼では、「プロフェッショナル認定幼児日本語教師」の資格者がエリア内にいれば是非紹介してほしいと指導経験もあり、質の高い指導者を求められています。

KJLTIAで認定されたプロフェッショナル認定幼児日本語教師は、子どもへの日本語指導経験が最低100時間を越えていることが指導者認定試験の受験条件となっていることから、資格取得直後であっても100時間の指導経験がある幼児日本語教師であるため、指導経験のない資格者と差別化ができます。

過去の指導者認定試験に合格しているプロフェッショナル認定幼児日本語教師の方々は、海外の日本語補習校、日系幼稚園、インターナショナルスクール、個人の日本語教室、日本国内の幼稚園・保育園、オンラインレッスンなど、さまざまな場所で活躍されています。

幼児日本語教師

2024年の幼児日本語教師指導者認定試験は、3回の試験実施を予定しています。

 

【2024年のKJLTIA認定 幼児日本語教師指導者認定試験実施日】

-  3月30日(土)~ 31日(日) 締め切りは、3月8日。

- 8月31日(土)~ 9月1日(日) 締め切りは、8月9日。

- 11月30日(土)~ 12月1日(日)締め切りは、11月15日。

 

認定試験は、オンラインテストとZoomによる実技試験とインタビューがあるため、2日間の設定となります。

オンラインテストは、2日間の試験期間内にご自身のタイミングで受験できるようになるので、実技試験と同日の受験も可能です。

 

【指導者認定試験の受験資格】

1. 上級レベル幼児日本語教師取得済み

2.  幼児日本語指導経験最低100時間を終え、KJLTIAから指導経歴の審査を受け、受験資格を得ている者

 

【受験スタイル】

オンラインテスト、Zoom

 

【受験項目】

オンラインテスト、実技試験、インタビュー

 

【試験内容】

幼児日本語教師養成コース全課程

 

【申込み方法】

お申込みは、指導者認定試験申込フォームよりお申込み下さい。申込フォーム内に指導経歴書またレッスンログブックの書類を添付してください。

【試験申込み後の流れ】

  1. 指導者認定試験申込フォームより申込み
  2. 試験料のお支払い
  3. KJLTIAが指導経歴書またはレッスンログブックから受験希望者の100時間の指導経歴を審査
  4. KJLTIAより受験予定者に100時間の指導経歴の審査結果と実技試験の時間と指導者認定試験の詳細を送信します
  5. 試験当日まで各受験者は、試験勉強と実技試験のプランニング
  6. 試験当日
  7. 試験受験後、2週間以内に合否通知が送られます(人数が多い時は、結果通知が遅れることもあります)

 

指導者認定試験のお問合せは、KJLTIAまでお願い致します。

3月の幼児日本語教師養成コース

幼児日本語教師養成コース

3月幼児日本語教師養成コース(オンラインスクール)のご案内です。

 

**幼児日本語教師養成コースについて**

KJLTIAの幼児日本語教師養成コースは、乳児から児童期までの子どもたちに日本語を教えるための知識とスキルを提供するプログラムです。日本語を複言語環境で学ぶ子供たちに焦点を当て、現場での指導に役立つ情報やアプローチを学びます。

 

**受講対象**
– 自身の子供への日本語教育に興味をお持ちの親御さん
– 日本語補習校、日本語幼稚園、インターナショナルスクール、個人のお教室で指導されている方

 

**基礎コース(Introductory Course)**
– 開始日:2024年3月18日(月)
– 6週間のコース

introductory teacher

基礎コースでは、乳幼児期の言語発達に焦点を当て、言語発達面からみたバイリンガルやマルチリンガルについて学びます。複言語環境での実践的なケーススタディーやワークショップを通じて、実際の指導に役立つスキルを身につけましょう。

 

**プロフェッショナルコース (Professional Course)**
– 基礎コース(6週間)+上級コース(12週間)のパッケージコース

introductory teacher Advanced Teacher

プロフェッショナルコースでは、幼児から10歳頃までの幼児・児童日本語教育を包括的に学びます。基礎コースを修了し、子どもたちにより高度な指導を提供するためのスキルを磨きましょう。パッケージコースならではのお得な受講料も魅力です。

 

**お問い合わせと申込み**

2024年度の幼児日本語教師養成コースの詳細や受講料について知りたい方は、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせフォーム】

 

**なぜ幼児日本語教師になるべきか?**

幼児日本語教師

子どもたちに最適なアプローチと、複言語環境での日本語教育に特化した専門性を身につけましょう。保育士や幼稚園教諭が知らないバイリンガルやマルチリンガルなど、独自のアプローチが求められる幼児日本語教師。

KJLTIAでは、国内外で幅広く活躍できるハイブリッドな指導者を目指します。新たなキャリアのスタート、あなたも考えてみませんか?

 

【お問合せフォーム】

3月幼児日本語教師養成コースへのご参加をお待ちしています。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

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幼児日本語教師のレッスンを受けている子ども達

2月の幼児日本語教師養成コース

2024年2月KJLTIA主催の幼児日本語教師養成コース(オンラインスクール)のご案内です。

 

**幼児日本語教師養成コースについて**

KJLTIAの幼児日本語教師養成コースは、乳児から児童期までの子どもたちに日本語を教えるための知識とスキルを提供するプログラムです。日本語を複言語環境で学ぶ子供たちに焦点を当て、現場での指導に役立つ情報やアプローチを学びます。

 

**受講対象**
– 自身の子供への日本語教育に興味をお持ちの親御さん
– 日本語補習校、日本語幼稚園、インターナショナルスクール、個人のお教室で指導されている方

 

**基礎コース(Introductory Course)**
– 開始日:2024年2月19日(月)
– 6週間のコース

introductory teacher

基礎コースでは、乳幼児期の言語発達に焦点を当て、言語発達面からみたバイリンガルやマルチリンガルについて学びます。複言語環境での実践的なケーススタディーやワークショップを通じて、実際の指導に役立つスキルを身につけましょう。

 

**プロフェッショナルコース (Professional Course)**
– 基礎コース(6週間)+上級コース(12週間)のパッケージコース

introductory teacher Advanced Teacher

プロフェッショナルコースでは、幼児から10歳頃までの幼児・児童日本語教育を包括的に学びます。基礎コースを修了し、子どもたちにより高度な指導を提供するためのスキルを磨きましょう。パッケージコースならではのお得な受講料も魅力です。

 

**お問い合わせと申込み**

2024年度の幼児日本語教師養成コースの詳細や受講料について知りたい方は、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせフォーム】

 

**なぜ幼児日本語教師になるべきか?**

幼児日本語教師

子どもたちに最適なアプローチと、複言語環境での日本語教育に特化した専門性を身につけましょう。保育士や幼稚園教諭が知らないバイリンガルやマルチリンガルなど、独自のアプローチが求められる幼児日本語教師。

KJLTIAでは、国内外で幅広く活躍できるハイブリッドな指導者を目指します。新たなキャリアのスタート、あなたも考えてみませんか?

 

【お問合せフォーム】

2月のKJLTIAの幼児日本語教師養成コースへのご参加をお待ちしています。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

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1月の幼児日本語教師養成コース

2024年1月KJLTIA主催の幼児日本語教師養成コース(オンラインスクール)のご案内です。

 

**幼児日本語教師養成コースについて**

KJLTIAの幼児日本語教師養成コースは、乳児から児童期までの子どもたちに日本語を教えるための知識とスキルを提供するプログラムです。日本語を複言語環境で学ぶ子供たちに焦点を当て、現場での指導に役立つ情報やアプローチを学びます。

 

**受講対象**
– 自身の子供への日本語教育に興味をお持ちの親御さん
– 日本語補習校、日本語幼稚園、インターナショナルスクール、個人のお教室で指導されている方

 

**基礎コース(Introductory Course)**
– 開始日:2024年1月22日(月)
– 6週間のコース

introductory teacher

基礎コースでは、乳幼児期の言語発達に焦点を当て、言語発達面からみたバイリンガルやマルチリンガルについて学びます。複言語環境での実践的なケーススタディーやワークショップを通じて、実際の指導に役立つスキルを身につけましょう。

 

**プロフェッショナルコース (Professional Course)**
– 基礎コース(6週間)+上級コース(12週間)のパッケージコース

introductory teacher Advanced Teacher

プロフェッショナルコースでは、幼児から10歳頃までの幼児・児童日本語教育を包括的に学びます。基礎コースを修了し、子どもたちにより高度な指導を提供するためのスキルを磨きましょう。パッケージコースならではのお得な受講料も魅力です。

 

**お問い合わせと申込み**

2024年度の幼児日本語教師養成コースの詳細や受講料について知りたい方は、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせフォーム】

 

**なぜ幼児日本語教師になるべきか?**

幼児日本語教師

子どもたちに最適なアプローチと、複言語環境での日本語教育に特化した専門性を身につけましょう。保育士や幼稚園教諭が知らないバイリンガルやマルチリンガルなど、独自のアプローチが求められる幼児日本語教師。

KJLTIAでは、国内外で幅広く活躍できるハイブリッドな指導者を目指します。新たなキャリアのスタート、あなたも考えてみませんか?

 

【お問合せフォーム】

1月のKJLTIAの幼児日本語教師養成コースへのご参加をお待ちしています。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

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5月の幼児日本語教師養成コース

5月の幼児日本語教師養成コース(オンラインスクール)のご案内

KJLTIA(幼児日本語教師協会)の幼児日本語教師養成コースでは、子どもに日本語を指導するための知識とスキルを学びます。指導対象となる子どもは、日本語を複言語環境の中で学ぶ乳児から児童期の子どもたち。

このコースの受講生の多くは、自分の子どもの日本語教育のために受講する親御さん。また、日本語補習校や日本語幼稚園、インターナショナルスクールや個人のお教室で実際に指導されている方が受講しています。

  • どうやって子どもに日本語を教えたら良いか、わからない。
  • 試行錯誤しながら指導しているから、これで良いのか不安。

など、親御さんも現役の指導者も何かしらの不安を抱えながら子どもたちに日本語指導している状況です。

子どもの成長・発達は、止まることなく進んでいきます。親や指導者が、適切な時期に適切なアプローチをすることが大事です。子どもたちが無理せず、日本語も他言語も身に付けて行けるようになる良きサポーターになるために、まず幼児日本語教育を学ぶことからはじめてみませんか?

 

【基礎コース(Introductory Course):初級レベル幼児日本語教師】

introductory teacher

開始日:2023年5月15日(月)からの6週間コース

 

この基礎コースは、幼児日本語教育の入門コースとなります。

日本生まれ、日本育ちの日本語ネイティブの人にとって、非日本語圏で日本語を学ぶ子供たちが自分たちと異なる日本語の位置づけで日本語を学んでいくことを理解していますか?

基礎コースでは、乳幼児期の言語発達に焦点を当て、言語発達面からみたバイリンガルやマルチリンガルについて学びます。

幼児日本語教育で日本語を学ぶ子どもは、複言語・複文化環境で日本語を学んでいくため、ケーススタディーやワークショップでは、事例について一緒に考えてみたり、課題に取り組みながら指導する時のポイントを考えていきます。

幼児日本語教師を目指す方だけでなく、これから出産を控えている方や現在、海外で子育てに奮闘している方にもおススメのコースとなります。

現在、基礎コースでは、子どもの感覚を疑似体験してもらうワークショップを通じて、子供への指導に何がポイントになるのか、何を気を付けていく必要があるのか、一緒に考え学んでもらっています。

 

【プロフェッショナルコース (Professional Course):上級レベル幼児日本語教師】

KJLTIA初級レベル幼児日本語教師

上級レベル幼児日本語教師

 

プロフェッショナルコースは、基礎コース+上級コースのパッケージコース

幼児日本語教育の入門コースである基礎コースだけでは、指導者として活動するには不十分です。プロフェッショナルコースは、幼児日本語教師として子ども達に日本語を教えたいという方にピッタリのコースです。

また、上級コースでは、複言語環境で育つ児童期の子どもたちについても深く学んでいく内容になっています。子どもの成長に合わせて、親御さんご自身もスキルアップできるようになっています。

*上級コースのみの受講はできません。

よくある質問に、日本語教師の経験があるので基礎コースを飛ばして、上級コースのみの受講したいという方がいます。申し訳ありませんが、日本語教育と幼児日本語教育は、共通する部分もあるでしょうけれど、別の専門分野です。どんな方も基礎コースから受講していただいております。

2コースのパッケージとなるプロフェッショナルコースは、乳児から10歳頃までの幼児・児童日本語教育を総合的に学ぶことができます。また、パッケージコースになるため、若干、受講料がお得になっています。

もちろん、基礎コースを受講してみて、上級コースに興味が出てきてからお申込みされる方もいますよ。

 

『幼児日本語教師養成コースって?』という方は、「認定資格コース」をご覧ください。

また、2023年度の幼児日本語教師養成コースのコース内容、受講料、開催スケジュールが知りたいという方は、こちらからお問合せください。

 

<あなたも幼児日本語教師になって、子どもに日本語を教えてみませんか?>

日本語教育を必要としている子どもは、日本国内外の世界中にいます。

日本語を学習する子どもたちの共通点は、日本語を学びにきていること。それ以外は、ほとんど異なります。個々の家庭環境も、言語・文化・認知的な背景もそれぞれ異なります。だからこそ、幼児日本語教育を学び、個々の子どもに合わせたアプローチができる専門性が大切です。

KJLTIAの幼児日本語教師は、適したアプローチ、適した教材を提供できるような専門性の高い指導者を目指します。

私たちは、「日本語だけ」を見ているわけではありません。「日本語も、もう1つの言語も」です。

だからこそ、KJLTIAの幼児日本語教師は、【幼児教育+複言語教育+日本語教育】の専門性を持った【ハイブリッドな指導者】を目指します。

KJLTIAの幼児日本語教師はハイブリッドな指導者

 

幼児日本語教師養成コースのお問合せは、お問合せフォームよりお気軽にどうぞ。

 

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『ハイブリッド言語』を使用する子ども

幼児日本語教師が指導する子どもたちの多くが、乳幼児期から複言語環境で育っています。このような子どもたちの言語環境では、『ハイブリッド言語』が育つ環境ともいえるでしょう。英語圏で生活しながら日本語習得を目指している子、フランス語圏で生活しながら日本語習得を目指している子、中国語圏で生活しながら日本語習得を目指している子など、個々の子どもが生活している言語圏は違えども、『日本語も他言語も』どちらも生活の中に存在し、どちらの言語もほぼ同時期に発達していくものです。

バイリンガルやマルチリンガルも二言語や多言語を使用する人を示しますが、『複言語』という言葉をKJLTIAが使用しているのは、冒頭で述べた通り、日本語も他言語もどちらも生活の中に存在し、どちらの言語も共に発達していくことを表しています。

このような子どもたちは、将来、子ども自身が使える自分の言語は、『ハイブリッド言語』になる可能性を秘めています。だからこそ、幼児日本語教師を目指す方にも、複言語環境で子育てしている親御さんにも、子どもの言語発達の時期や言語環境について、それぞれ個別にしっかり目の前の子どもや生徒と向き合いながら、幼児日本語教育を進めていきたいものです。

『ハイブリッド言語』とは?

『ハイブリッド言語』という言葉を初めて聞く人もいるかも知れません。ハイブリッド言語とは、言語Aも言語Bも自分の言語として、それぞれの言語が影響を与えながら、両言語を自由に使えるようになることを言います。

モノリンガル(一言語)で育った人への説明も難しいし、ある程度の年齢になってから他の言語を身に付けバイリンガルになった人も、もしかしたら理解が難しいのかも知れません。

みなさんがよく知る『ハイブリッド車』。これを例にして考えてみましょう。

ハイブリットカーは、ガソリンと電気を使って走る車であることは、みなさんもご存知の通り。ハイブリッドカーの動力には、①燃料を燃やして動くエンジンと、②電機によって動くモーターの2種類です。この2種類のエンジンとモーターを組み合わせて動くのが『ハイブリッドカー』です。

上記のハイブリッドカーの動力を言語に置き換えて『ハイブリッド言語』を説明してみましょう。ハイブリッド言語は、言語Aと言語Bを組み合わせた言語活動と理解できるのではないでしょうか。例えば、日英のハイブリッド言語の言語能力は、①日本語を使った言語活動と、②英語を使った言語活動の2つの言語です。この2つの日本語と英語を組み合わせてコミュニケーションする能力が『ハイブリッド言語』と言えるでしょう。

親と子では、幼少期の言語環境が違う

非日本語圏に移住した日本人の移民1世は、もともとは日本で生まれ、日本で教育を受けてきたので、日本語は母語、母国語と自覚していると思います。移民1世の親たちが非日本語圏で子どもを産み、育てる際、その子どもたち(2世)は、日本国外で生まれ、非日本語環境で育っていきます。日本で育った親と子どもが育つ国の言語環境が異なるということです。整理してみましょう。

- 移民1世の親は、日本という日本語圏で日本語を母語・母国語として身に付けて行きます。

- 移民1世の子ども(2世)は、非日本語圏で日本語を母語(継承語)として身に付け、それと同時に居住国の言語を母国語として学んでいきます。

こうした日本にルーツのある子どもや、日本にルーツが無くても母語形成期の言語発達期に日本に長期で滞在している子どもにおいては、日本語も他言語もというハイブリッド言語使用者になる可能性が高いことを理解し、子どもの言語教育のサポートをしていきたいものです。

幼児日本語教師も子どもに日本語教育を与える保護者も、幼児日本語教育を学んでハイブリッド言語を使用する子どもを育てよう!

ハイブリッド言語を使用する子どもを育てる

子どものハイブリッド言語能力を育てていくためには、子どもの指導者となる幼児日本語教師は「ハイブリッド言語」を理解しながら幼児日本語教育を進めて欲しいものです。日本語も他言語もうまく融合させながら、子どもたちが日本語も現地語も「自分の言語」として自信持って使用できるよう、サポートしていくことが大切です。日本語よりも現地語の方が使いやすくなるのは、言語バランスの比重が現地語の方に偏っていれば仕方ないことです。「日本語で話しなさい」と子どもに言っても、話せるのであれば話します。

それでは、どうアプローチしたら良いのか?

幼児日本語教師養成コースの受講生は、ご自身の子どもの特別な幼児日本語教師になろうと学ぶ方がたくさんいます。幼児教育の教材を日本から取り寄せている方も多いと思いますが、やり方を間違えれば、子どもが日本語を嫌いになってしまいます。継承語教育のためにアプローチしているのに、我が子の日本語嫌いを促すことは避けたいですね。

ハイブリッド言語を使用する子どもに育てるために、あなたも幼児日本語教師養成コースで【幼児日本語教育】について、学んでみませんか?

5月の幼児日本語教師養成コース – 幼児日本語教師協会 (youji-nihongo.com.au)

お問い合わせ – 幼児日本語教師協会 (youji-nihongo.com.au) は、こちらから。

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にほんごクイズ #2 Pre-A1

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幼児期に家庭でできる語彙学習のポイント

幼児期に家庭内でできる語彙学習のポイント!

母語や継承語に関係なく、幼児期は日常生活の中でたくさんの言葉に触れていく大切な時期です。集団活動が始まるまでの期間というのは、家庭という小さなコミュニティーの中で子どもは日々学んでいきます。保育園や幼稚園が始まれば、同じ年のお友達や園の先生たちとのコミュニケーションを通じて、子どもは多くの言葉を獲得していきますが、それまで何もしなくても良いのかしら?家庭でも子どもの語彙力アップを促すアプローチは、色々とあります。語彙学習のポイントをまとめてみたので、取り組めそうなことから、はじめてみてはどうでしょうか?

会話を多くする
1. 会話を多くする

例えば、家族が一緒に食事をする際に、幼児に対して「今日は何食べたい?」と尋ねたり、「これは、どんな味がするかな?」と話題を振ったりするのも良いですね。また、散歩や買い物に出かける際にも、幼児に対して周りの景色や物事について話しかけることもできるでしょう。日常生活の中で、幼児と積極的に会話をすることで、幼児の語彙を増やすことができます。ただし、無理に会話を増やす必要はなく、自然な形でコミュニケーションをとることが大切です。

簡単な言葉を使う
2. 簡単な言葉を使う

幼児には簡潔でわかりやすい言葉を使うことが大切です。煩雑な説明や複雑な言葉を避けることが重要です。言葉のレパートリーを増やすためとは言いつつも、「この赤くて丸い果物は、りんごという果物だよ」と説明するのではなく、「これはりんごだよ」と簡潔に言うことが、幼児にとって理解しやすくなるでしょう。

会話を繰り返す
3. 会話を繰り返す

例えば、幼児が新しい言葉を覚える際に、保護者や家族はその言葉を何度も使って繰り返し言い聞かせることが大切です。上記で提示した通り、幼児には簡潔な言葉で伝えることが最初のステップとなります。その後、その言葉の意味を説明し、関連する単語や文脈を示すことも有効です。例えば、「りんご」の言葉を聞いて幼児がどの果物のことか理解している様子であれば、次に応用編で「これはりんごだよ。赤くて丸い果物だよ。おいしいよ。りんごジュースもあるよ」と、りんごという言葉を繰り返し、関連する単語や文脈を示すことで、幼児の語彙を増やすことができます。ただし、過剰な繰り返しや無理に理解させようとすることは避け、自然な形で行うことが大切です。

資格的な手掛かりを与える
4. 視覚的な手がかりを与える

例えば、幼児がテーブルの上にあるりんごを見て、「りんご」という言葉を聞いた場合、保護者や家族はりんごを指しながら「これがりんごだよ」と言うことができます。また、絵本を読んで物事を説明する場合には、絵に合わせて物事を指しながら言葉を説明することも有効です。これによって、幼児は物事と言葉を関連付けることができ、言葉の理解を深めることができます。視覚的な手がかりを与えることは、幼児の興味を引くことができるので、楽しく学習することができます。

幼児の興味や関心に合わせる
5. 幼児の興味や関心に合わせる

例えば、幼児が動物が好きな場合には、動物に関する語彙を教えたり、動物園に行って実際に動物を見せたりすることができます。また、幼児が興味を持っているおもちゃや遊びに関する語彙を教えることも有効です。幼児が興味を持っていることに合わせて語彙を教えることで、幼児は自然な形で語彙を学び、学ぶことが楽しくなります。これによって、幼児は自分自身で学習する意欲を持ち、より効果的な語彙学習が可能となります。

楽しく学ぶ
6. 楽しく学ぶ

例えば、お絵かきやクレヨンなどを使って色や形を学んだり、色々な動物の鳴き声を一緒に言ってみたり、かるた遊びを一緒にしながら物の名前を覚えたりすることが楽しく学ぶ方法としてあげられますね。また、幼児の好きな絵本や歌を一緒に楽しむことも、語彙学習につながります。楽しく学ぶことで、幼児は自然に興味を持ち、学ぶ意欲が高まります。

意識して取り組むことが大切!

上記であげた6つのポイントは、特別なことではなく、日常生活の親子の関わりの中で日々、取り組んでいることかと思います。子どもにとって、母親の言語と父親の言語が異なるとか、現地語と家庭言語が異なるとか、個々の子どもによって、個々の家庭によって、言語環境は違います。

共働きをしていて、親子で関わる時間が限られているという方もいるかも知れません。それでも、子どもが寝る前に絵本の読み聞かせをして、日本語に触れる時間を作ったり、家族団らんの食事の時に、食卓に並んだ食材について、日本語で伝えてみたり、意識して取り組むことで、子どもの語彙力アップにつながっていくことでしょう。

幼児日本語教師養成コースで幼児日本語教育を学んでみませんか?

2歳児検診や3歳児検診で子どもが発する言葉の数が他の子どもと比べると少ないかも?と指摘されたという親御さんの話をよく聞きます。複言語環境で育っている子どもの場合、モノリンガルの子どもよりも発話が遅れたり、発する語彙数が少ないと言われることは、よくあります。

モノリンガル環境で育つ子どもと同じ感覚で複言語環境の子どもの言語力をはかられたら、もしかすると現地語では発することが無かった語彙でも、日本語だったら頻繁で使っているという同じ語彙がある可能性もあります。例えば、日本語で「りんご」と認識し、りんごが出てくると「りんご」と発するけれど、英語で「Apple」とはあまり言わないということだってあるかも知れません。英語圏で「Apple」と発する頻度が少ないからといって、「言語に遅れがある」と言われるのも何だか違うのかな。

複言語環境で育つ子どもは、モノリンガル環境で育ってきた人たちと異なります。自分が習得してきた日本語と、非日本語圏で日本語を学んでいく子どもとは、異なるアプローチになるということを理解することも大切です。

幼児日本語教師養成コースの受講生は、ご自身の子どもの特別な幼児日本語教師になろうと学ぶ方が多いです。幼児教育の教材を日本から取り寄せている方も多いと思いますが、やり方を間違えれば、子どもが日本語を嫌いになってしまいます。継承語教育のためにアプローチしているのに、日本語嫌いを促すことは避けたいですね。適切な時期に適切なアプローチをすることで、子どもが無理なく日本語を習得できるようになれば、これは素晴らしいことですよね。

幼児日本語教師のレッスンを受講したり、日本語補習校に通ったりすることは、とても意味あることですが、それだけでは足りません。お教室や学校と家庭が協力し合うことで、継承語を維持し、伸ばしていくことに繋がります。

あなたも幼児日本語教師養成コースで【幼児日本語教育】について、学んでみませんか?

3月の幼児日本語教師養成コースのご案内 – 幼児日本語教師協会 (youji-nihongo.com.au)

お問い合わせ – 幼児日本語教師協会 (youji-nihongo.com.au) は、こちらから。

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メディアで掲載されました!

KJLTIA(幼児日本語教師協会)がメディアで掲載されました!

2022年も残り2週間となりましたが、皆様に素敵なお知らせがあります。

この度、日本に興味がある方に向けて、日本語・生活・就労・留学・観光・カルチャーなどの情報を11言語で発信している情報メディア 【WeXpats Guide】のサイト 内で、KJLTIA(幼児日本語教師協会)が紹介されました。

今回、WeXpats Guide】様が「日本語を勉強中の方にぜひ読んで欲しい学習ブログ」を特集するということで、KJLTIAを選んでいただけたこと、とても嬉しいです。

8 Sites and Blogs Great for Studying Japanese

上記タイトルの記事で、KJLTIAが紹介されています。こちらで紹介されている他のサイトやブログは、大人の日本語学習者向けが多いのですが、「子ども向けの日本語教育もあるよ」ということで、KJLTIAの活動幼児日本語教師養成コース(資格認定コース)YouTubeのオリジナル教材が紹介されました。

日本語教育を必要とする子どもたち

グローバル社会では、複言語・複文化、多言語・多文化という環境で育つ子どもが世界各国で増えています。海外に長期滞在や移住している日本人の方や日本に長期滞在や移住している日本人以外の方は、お子さまの日本語教育をどうしようかと考え、情報収集をしています。

今回のようにメディアでKJLTIAを紹介して頂けたのは、世界中で日本語を学んでいる子どもやその保護者の方に、KJLTIAの存在を知っていただけること、そしてKJLTIAの幼児日本語教師養成コースを修了して各国で活躍している幼児日本語教師の方を知っていただける良い機会になりました。

掲載メディア

今回、KJLTIAを紹介してくださった情報メディア【WeXpats Guide】様は、さまざまなコンテンツを配信されています。日本にルーツの無いパートナーや親戚、友人の中で「日本に旅行に行くよ」という方がいたら、 情報メディア 【WeXpats Guide】 を是非ご紹介ください。

WeXpats Guide】トップページ

記事タイトル  8 Sites and Blogs Great for Studying Japanese

KJLTIA(幼児日本語教師協会)を紹介いただき、ありがとうございました。

また、過去にオーストラリアのローカルメディアで「Education minister visits Wendouree Children’s Centre’s Japanese program」の記事で、KJLTIA(幼児日本語教師協会)の幼児日本語教師養成コースの修了生が幼児日本語教師として活躍する様子が紹介されました。幼児日本語教師の方々は、現地の幼児教育施設(幼稚園、保育園)、インターナショナルスクール(幼稚部)、日本語幼稚園、日本語補習校(幼稚部、小学部)、日本人学校(幼稚部、小学部)、個人の日本語教室で活躍されている方が多数います。

幼児日本語教師養成コース2023年1月コース

幼児日本語教師養成コース

KJLTIAの幼児日本語教師養成コースでは、「幼児教育」+「複言語教育」+「日本語教育」を学びます。

子どもに日本語を教えてみたいというあなた、是非、幼児日本語教師養成コースで幼児日本語教育について学んでみませんか?

あなたも2023年、新しい年に新しいことを学んで、スキルアップしてみませんか?KJLTIAの幼児日本語教師養成コースの2023年1月コースは、1月9日スタートです。

幼児日本語教師養成コースについては、こちら

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<KJLTIAのYoutubeチャンネル> チャンネル登録してもらえたら嬉しいです。

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